5 右室流出路狭窄性疾患:右室二腔症,肺動脈弁狭窄,弁下狭窄,弁上狭窄
非チアノーゼ型先天性心疾患
 
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 孤立性肺動脈弁狭窄は,異形成弁を除いて,現在ではほとんどバルーン拡大術で治療可能となった.しかし成人期においては心血管系の経年的変化を加味して判断することが必要で,カテーテル治療,外科的治療の両面のアプローチが必要と考えられる.また,Fallot四徴も含めて,術後の右室流出路の遺残狭窄,術後の右室流出路狭窄の進展にも注意が必要である.
右室二腔症 肺動脈弁狭窄,弁下狭窄,弁上狭窄
成人先天性心疾患診療ガイドライン(2011年改訂版)
Guidelines for Management of Congenital Heart Diseases in Adults(JCS 2011)