一般的には50mmHg以上の圧格差が手術適応とされる.限局型の症例には,狭窄部を2方向に拡大するextended aortoplasty(Doty) や3方向に拡大するthree patch repair(Brom), 補填物を用いないsliding aortoplasty(Myers-Waldhausen)等の術式が報告されている.低形成型は定型的な術式は存在せず,症例に応じて人工血管による補填を行う731).
4 手術
成人先天性心疾患診療ガイドライン(2011年改訂版)
Guidelines for Management of Congenital Heart Diseases in Adults(JCS 2011)