①胸部X 線
特徴的な所見はない.
②心電図
右室肥大とV3R,V1 でT波が上向きとなり,増高していることが特徴とされる8),705).
③心エコー法
右室内異常筋束の描出,心室中隔欠損合併,弁性肺動脈狭窄合併の有無等について最も診断的に優れている.三尖弁逆流から高圧腔の圧推定が可能である.心電図上心臓カテーテル検査では右室内での著明な圧較差と高圧腔からの右室造影で右室中央を横切る太い筋束を認める.
3 検査所見
成人先天性心疾患診療ガイドライン(2011年改訂版)
Guidelines for Management of Congenital Heart Diseases in Adults(JCS 2011)